近藤典子
 今回、韓国の建設会社「KOLON E&C」より依頼を受け、分譲マンションのモデルルーム建設にアイディアを注ぎ、近藤流の収納や動線を最大限に活かしたプランが形になった。







 

  一軒家でもマンションでも、家事室というスペースを見るたびに、本当にここで
家事をして楽しいんだろうか?家事の効率があがるんだろうか?そんな気持に時々
なります。 私のイメージでは、家事室は主婦の目線が家の中にあちこち届き、
また家族とのコミュニケーションもとりやすく、すべての家事導線の中心、そうある
べきだといつも思っていました。 
そんな思いを形にしたのが”マムズ・アングル”です。










 

  韓国では、突然のお客様を(それが大人数であっても)、”ウェルカム”でお迎えする
そんな風習があるそうです。 特別のご馳走を用意していなくても、「どうぞご一緒に」と
自分達が食べているものを分け合い、つつき合うのが親しみのサインとなっています。
(遠慮すると、とても寂しがられます) 1つの器に入ったスープを、皆で分け合って食べ
るのをよしとするのが、韓国の文化のひとつになっていると言えるかもしれません。