近藤典子
 今回、韓国の建設会社「KOLON E&C」より依頼を受け、分譲マンションのモデルルーム建設にアイディアを注ぎ、近藤流の収納や動線を最大限に活かしたプランが形になった。







 

  キッチンとは、主婦がひとりで黙々と作業をする場所ではなく、家の中で一番
家族やお客様とコミュニケーションがとれる場所、私はそう思っています。
そこでKanKanのキッチンでは、導線を考え、使いやすさを追求したのはもちろん
家族と一緒に話をしながら料理をしたり、時にはお客様も料理作りに参加できる、
”人と人との絆を深める”キッチンを目指しました。 「食」を中心に、自然と人が
集まってくる賑やかなキッチンなら、料理の腕もますます振るいたくなりますね。










 

  私が韓国のご家庭のキッチンを見て、1番驚いたのが、冷蔵庫の大きさ!
どこの家庭へ行っても、幅約1メートル、奥行き約80センチ、高さ1メートル80センチ前後
の大型冷蔵庫が、当たり前のようにドドーン!とあり、あまりの大きさに、キッチンの
ユニットからはみ出て置かれてました。 この大型冷蔵庫の他にも、キムチ専用の
冷蔵庫や冷凍庫などがあって、韓国のキッチンがすっきり見えないのは、この”冷蔵
庫”にあるようでした。